自分で着物を着る事が出来るように、着付け教室に通っていました。その流派の補正着や小物などを買って習っていたのですが、続けていると着物の展示会のお誘いなどがくるようになり、嫌になってやめてしまいました。
結婚式などは人に着付けをお願いしますが、たまに着付けが苦しくて・・紐の結び目があたって痛かったり、人に着せてもらうと楽ですが、たまにこうゆう事もありますよね。
それでせっかく着付けを習っていたんだから、自分で着物をきようと思ってやりはじめても・・着物はあまり上手でなくても着ることができます。が、帯がきれいに結べません・・・
何度もやり直していると嫌になってきてしまって、やっぱり自分で着物を着るのはやめようと思ったりして・・
そんなある日、呉服屋さんに着物用ストッキングを
買いに入った時に帯を加工して簡単につけるものがあることを知り、家に帰ってきて調べると・・・・ありました。
その名もまゆみ帯の付け帯加工!!
帯を切らずに加工して、二重太鼓の形になっていて、マジックテープでくっつけるだけなので、どう考えても簡単そう。
早速、注文して帯をkimono5298さんに送るわけです。その時に身長とウエストサイズを明記して送ると体のサイズにあわせて加工して送り返してもらうわけです。
まゆみ帯加工が出来上がってきました。二重太鼓の形になって大きなマジックテープがミシンで縫いつけられています。
手縫いだけなのかな・・と思っていましたが、これだけ大きなマジックテープをつけるにはそりゃあミシンで縫うしかないよなぁ・・と思いつつ、ちょっと複雑な気持ち。帯を切らないことで、後でまた一本の帯に戻すことが出来ると販売ページに書いてあったので、もっと簡単に作ってあると思っていたわけです。まあ、ミシン目をほどけば1本の帯に変わることには間違いがありません・・
さて、着物を着てお出かけする日、着物を着て、まゆみ帯付け帯加工した帯に帯枕に帯揚げを巻きつけたものと、帯締めを通して自分の体に合わせてマジックテープでピタッと止めて帯締めと帯揚げをするだけの簡単さ。5分もかからず、帯が完成します。
二重太鼓の形も固定されているので、運転したり、椅子にもたれても形が壊れないので、安心して動くことができます。
やはり、簡単!!ラクラク!!こんなに簡単で楽であれば、他の帯もまゆみ帯付け帯加工に出そうかな・・と思ってしまいます。
☆一つ、まゆみ帯を作ったら、とっても簡単に着物を着ることができたので、名古屋帯もまゆみ帯の加工をしました。
名古屋帯の結び方は二重帯よりも簡単ですが、たまにしか着物を着ないと名古屋帯の結び方も忘れてしまいます。
ですから、お正月にすぐに着物を着たくなった時に着ることができるようにと、お正月用の着物の帯をまゆみ帯に加工したんですよね。
しっかりと大きなマジックテープがミシンで頑丈に縫いつけられているのので、着ている時にほどけるような心配はないですよ。
帯を切らずに加工できるので、自分で着物を着ることができるけど、どうしても帯がきれいにできないという人はまゆみ帯が便利だと思います。
加工にはすこし時間がかかるので、余裕をもって頼むと良いですよ。
☆まゆみ帯に加工した帯はたとう紙の中に入れて保存できないので、桐のタンスの引き出しに形が壊れないよう、マジックテープが帯を傷つけないように大切に保存してあります