着物をきたら、たまには着物の丸洗いや汗とりでお手入れしてあげましょう。と、思っても着物のクリーニングは値段が高いので躊躇しますよね。
そんな時はネットでおトクに丸洗いができて、安心して着物を預ける事ができるお店を見つけなければなりませんね。
きもの丸洗いをやっているショップは、洗匠工房、着物クリーニングきもの工房なぎさなどがあります。どこに頼もうかな・・迷ったら、レビューがたくさん書かれているお店を選ぶようにしています。
高価な着物を預けるのですから、お店をみた事がなければ、やはり、いろいろな人のクチミコで判断したいですよね。
今回は着物クリーニングきもの工房なぎささんに着物2枚と長じゅばん 1枚 計3枚の丸洗いをお願いする事にしました。
着物を小さくたたんで、汚れないようにビニール袋に入れて、きもの工房なぎささんの新潟のお店までゆうパックで発送。
きもの工房さんのお店に着物が届くと、「着物が届きました」のメールの連絡があり。
何日か後、着物を検品して「黄ばみの状態」や「汗取り」をしたほうがよいとのアドバイス。
検品結果
◇着物 1・・袖口に黄ばみで 黄ばみ予防に汗抜きがお勧め
◇着物 2・・袖口に黄ばみ、脇や背中にスレがあり。
(この着物は母が着ていた着物を染め直して仕立て直した年代物なので、生地にスレぐらい仕方なし)
◇ 襦袢・・黄ばみ予防に汗抜きがお勧め
折角、丸洗いに出したので、汗取りもスレ修正もお願いしました。
追加料金を支払いし、待つこと40日ぐらいかな。やっと、丸洗い済みの着物が帰ってまいりました。
ダンボールには縦積厳禁の大きな張り紙。ダンボールの真ん中から開けようとすると、中の着物に傷が付かないように、ダンボールの中心が2cmぐらい重なっています。ダンボールの底も1枚続きで、着物専用のダンボールなんですね。
ダンボールにまでこれだけ気を使ってあるとうれしくなります
ダンボールの中はプチプチに包まれた着物の登場。
新しいたとう紙に包まれていて、たとう紙をあけるときれいになった着物があります。
このたとう紙は紙がしっかりしていて、うす紙が下敷きにしてある厚紙に貼り付けてあるので、ずれる事がないので良いですね。
中に入っていたカルテを見ながら、黄ばみを直してもらった所を確認しようかなと思ったのですが、きれいにたたまれているので、そのまま桐ダンスにしまいました。
着物1・・洗い+汗抜き 4935円
着物2・・洗い+汗抜き+修正 6195円
襦袢・・洗い+汗抜き 3570円
3点で合計 14700円なり。
まあ、近所の呉服屋さんに出すよりは安くできたかな・とは思います。やはり、古い着物はメンテナンスにもお金がかかりますね。
きもの工房なぎさ
株式会社なぎさ本舗京都屋新潟本店 ・・新潟県長岡市新産2-9-1