着物は着た後のお手入れもとても重要です。
まずは着た着物は 着物ハンガーにかけて一晩、陰干しします。
脱いだばかりの着物には熱や湿気がこもり、皮脂や汚れがついている場合もあります。
一晩、陰干しして 汚れがあるかチェックしたら、黒留袖など 次はいつ着るかわからない礼装用の着物は 着物専門のクリーニングに出しましょう。
黒留袖は 一日着ただけで 襟元が汚れてしまいます。
着物の色が黒なので そのままほっておくと 汚れが目立ちますよね。
いつもは着物を着て しばらく着る予定がない時は 着物のクリーニングのネットショップに丸洗いや汗取りなどを依頼します。
今回は たまたま和装ストッキングを買いにいった呉服店で 「着物クリニック」というもので 着物を診断して 見積もりをすると京洗いの通常価格が7,000円以上のものが、1,980円(税込み2,178円)で出来る」というイベントに出かけてきました。
丸洗いが2,178円で安いとみせかけて、あれやこれやいろいろと言われて 結局高くなるのかな・・と思いましたが、着物の修理について 教えてもらいたいことがあったので、出かけてきました。
私の黒留袖を職人の人がみて 「襟元がよごれれていますね。袖口が汚れていますね。。シミも2か所あります。」
とたった半日着ただけの黒留袖は やはりしっかりと襟元と袖口が汚れていました。
結果 クリーニング代の合計は
京あらい・・・1,980円
襟汚れ落とし・・4,000円
袖口 汚れ落とし・・4,000円
合計 9,980円 税込み 10,978円
さらにガード加工(水や油をはじく撥水加工)は 15,000円+税
ガード加工まですると 合計 27,478円也~
着物を買うのも高くて、着付けと美容院にも1万円ぐらいお金がかかり、さらに半日着ただけで クリーニング代が 1万円近くかかると、着物離れがおきるのも当然ですよね。
お金がかかりすぎる・・・
着物を着るだけでお金がかかりすぎますが、高級な着物もお手入れをしっかりとしてこそ長持ちします。